にこにんダイエット21

 にこにんです。

 

健康診断でよく聞く脂質異常症について書きました。

現代病ですね。そう思います

 

 

 

 

 

脂質異常症

 

脂質異常症とは、血液がドロドロになった状態であり、動脈硬化心筋梗塞を起こす危険因子として見られています。

 

 

動脈硬化は、悪玉コレステロールが140mg/dl以上あり、 さらに善玉コレステロールが低ければ、発病する可能性が高くなります。治療が必要となる水準は、善玉コレステロールが40mg/dl未満の状態です。

 

 

同時に中性脂肪も増えることで、悪玉コレステロールをさらに増加させてしまいます。

 

 

 

脂質異常症になる原因

 

脂質異常症になるのは、遺伝や体質的な問題ではなく、生活習慣がおもな原因だと考えられています。

 

 

とくに影響を及ぼすのは、食生活と運動です。

 

 

バランスの悪い偏食は、身体に負担をかけます。牛肉・鶏肉・豚肉をはじめ、肉食を中心とした食事は、動物性脂肪を摂り過ぎてしまいます。

 

 

油っぽい食事は、内臓に負担をかける飽和脂肪酸を多く含むため、注意が必要です。お酒の飲み過ぎは、肝臓をフル稼働させてしまうので、さらに追い打ちをかけるでしょう。

 

 

日ごろの不摂生が、体内に蓄積されて、コレステロール値をみるみるうちに上昇させていきます。

 

 

運動不足も影響しますが、最大の問題は、身体を動かしてリセットをする習慣がないことです。体内に溜まった不要なエネルギーを排出することができません。

 

 

 

 

コレステロールを正常値にするためには?

 

 

 

コレステロールを正常値にするための方法を紹介します。基本的には、悪玉コレステロールを減少させて、善玉コレステロールを増やす方法で行います。

 

 

食生活を改善する

 

コレステロールを正常化にするには、生活習慣を改善することが最も重要です。とくに食生活と運動によるアプローチによって、バランスのとれた生活を心がけましょう。

 

 

食生活は和食が基本です。食材、調理法、献立すべてに和食スタイルを取り入れます。

 

 

食材は、野菜・穀物を中心にします。特に野菜は旬のものを選びましょう。旬の野菜は鮮度が高くヘルシーで、食物繊維やビタミンなど栄養価が豊富に含まれています。また、季節ごとの身体の変化に応じて、体内のバランスを整えてくれるのでおすすめです。

 

 

近年はインターネットでも、良質な野菜を手に入れることができます。四季折々の食材に、大豆製品・魚介類・海藻類・肉類は適度に取り入れましょう。揚げ物や肉料理で油分を摂取し過ぎないよう、注意が必要です。

 

 

調味については、煮物や蒸し料理、和え物などを中心に、味噌や醤油、砂糖、酢、塩で調理できる献立を用意します。和食は塩分が多くなりがちになるため、できる限り控えることを意識します。

 

 

献立は主食、主菜、副菜、副々菜、汁物でそろえるのが和食の基本形です。主食は白いご飯(精白米)ではなく、玄米・十六穀米などの穀類が良いでしょう。

 

 

食事は1日3食が基本です。腹8分目が理想ですが、難しい場合は、良く咀嚼をすることで満腹になりやすく、食べ過ぎを防ぐことができます。

 

 

ダイエットをする

 

体を動かすことによるダイエットも、コレステロールを正常値に戻すための近道です。運動をする内容は、日々の生活で取り入れられるプログラムにします。例えば筋トレを中心にした無酸素運動と、20分以上の有酸素運動を組み合せた内容です。

 

 

激しいトレーニングを最初から取り入れると、はじめはやる気に満ちていても、継続をすることが容易ではありません。

 

 

スロースクワット、腹筋、腕立て伏せなど、スロー腹筋と言われる無酸素運動によって、内臓脂肪へアプローチすることが可能です。ウォーキング、ジョギング、エアロバイクの有酸素運動によって、脂肪燃焼を促進させていきます。